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〇よく診る症例
当院でよく診るスポーツ外傷・障害、慢性痛
【上肢】
【下肢】
成長痛: シーバー病、オスグッド病、SLJ
分裂膝蓋骨、外脛骨
足首,足部:足首捻挫、中足骨疲労骨折(足の甲の痛み)
膝: ジャンパー膝、ランナー膝、
変形性膝関節症、膝水腫(水が溜まる)
股関節: 鼠径部痛症候群(グローインペイン)
単純性股関節炎
大腿,下腿:シンスプリント、大腿打撲(モモカン)
大腿肉離れ(前面,後面)、下腿肉離れ
【体幹】
肩
【肩の痛み】
野球肩,バレー肩,水泳肩
野球肩
投げた時、スパイク動作、
腕を回す動きで痛みが出ます。
エコー画像に異常がみられる時もありますが、
基本的には筋膜の処置で改善します。
野球肩(リトルリーガーショルダー)
子供には成長軟骨が豊富で骨端線という隙間のようなものが存在します。
そこの隙間が投球の繰り返しにより、開いてしまうことがあります。
上腕二頭筋長頭腱炎
肩の前側を通る腱がこすれて痛みます。
丸く映った腱が腫れて、こすれたことにより周りに黒く映った水分のようなものがみられます。
五十肩
五十肩
一般的に年齢と肩が痛いとなると五十肩と思われていますが、狭い意味でいうと関節が固まっていなければ五十肩ではありません。筋膜が引っかかっているのを矯正するだけで痛みは改善します。関節が固まっている(拘縮している)場合も、筋膜を治療し運動していくことで可動域が改善し痛みは治まります。
石灰沈着性腱板炎
肩の腱板という筋肉の組織にカルシウムの組織が沈着して石灰が形成されます。急性期だと強い痛みで安静時痛や、少し動かすだけでも痛みます。炎症を抑える処置と安静が必要となります。
急性期が早く治まると痛みも改善します。
石灰
石灰沈着
筋肉内に骨のように白く映るカルシウムが沈着。赤や青で映っているのはドップラーという血流反応。
炎症が起こっていることが分かる。
肘
【肘の痛み】
野球肘、ゴルフ肘
野球肘
投球動作の繰り返しにより、痛みが出ます。内側型,外側型,後方型があり、よく見られるのは内側型です。ゴルフ肘も多いのはこの内側型です。治療は痛めている患部に直接施術を行い、再発防止と痛めた原因を探るため、フォーム指導も行います。一番重症度が高いのは外側型で、早期発見がとても重要です。エコー観察のページをご覧ください。
野球肘(内側型)
内側の骨に骨片と変形がみられます。
裂離骨折が多いのは小学生の時期です。
内側型の場合、筋膜の処置と再発防止のフォーム改善により早期復帰が可能です。
テニス肘
肘の外側に痛みが出ます。テニスのバックハンド、サーブやボレー動作で痛めることが多いです。
テニス肘は基本的には
テニスを休まず続けながら治療した方が治ります。
安静とサポーターだけでは中々治りません。
テニス肘と名前がついてますが、
主婦層の家事や日常動作で痛くなることもあります。
テニス肘
テニス肘(外側上顆炎)
骨棘という骨のトゲが出来ていて、
正常ではグレーで映る筋肉が黒く映っています。
細かい筋肉の断裂が見られますが、運動は休まず、痛みを改善します。
手首
【手首の痛み】
TFCC損傷
TFCC
手首の小指側が痛くなります。日常動作だと物を絞ったり、ふたを開ける時などの捻る動作で痛みを感じます。スポーツだとラケットやバットでボールを打つときに痛みを感じます。サポーターや安静では中々治らず、筋膜の処置で大きく改善します。
画像に異常が映りにくい部位ですが、
腫れなどがある場合、赤、青で映る
血流反応が見られます。
画像に異常が無くても痛みは出ます。
そのような時こそ筋膜に異常があります。
橈骨若木骨折
手を衝いて転倒した際に起こります。子供の場合、骨が柔らかいために大人のようにボキッと折れるのではなくグニャッと曲がるように折れます。これを若木骨折といいます。骨折が見つかった場合、固定と安静が必要ですが子供の骨の修復スピードは驚くほど早いです。
若木骨折
正常だと真っ直ぐ映る骨が、
曲がって映る場合、
若木骨折が疑われます。
曲がっている部分の表面に薄く白く映るものが仮骨と呼ばれるもので、この仮の骨がどんどん濃くなっていき、骨が真っ直ぐに修復されていきます。
ドケルバン病
ドケルバン病
手首の親指側が痛くなる腱鞘炎です。原因がなく痛くなることが多いですが、手を使いすぎて痛くなってるケースが多いです。物を持つ時などの日常動作で痛みます。ほとんどのケースが肩こりなどを併発しているので一緒に治療していきます。サポーターだけでは中々改善することが難しいと思われます。
【指の痛み】
指
突き指
バレーやバスケなどの球技でボールが当たり、
負傷することが多いです。
剝離骨折や靭帯損傷などの状態をエコーでチェックし、筋膜の処置を行うことで即座に指を曲げれるようにします。固定が必要なこともありますが、固定期間が長すぎると運動への復帰が遅れてしまいます。
突き指
指の関節にある靭帯が腫れていて、
黒く映る部分が損傷しています。
ばね指(腱鞘炎)
原因不明なこともありますが、使い過ぎで徐々に悪くなるケースが多いです。腱鞘炎の部分の筋膜を矯正することで動きや痛みは改善されます。悪化していき腱自体が太くなってしまうと、ばね指といって、指が曲げた状態から伸びにくくなったりします。その場合は筋膜の処置と寝てる間の夜間固定がおすすめです。
ばね指
ばね指
腱そのものが太く変性しています。
この状態だと曲げた状態から伸びにくくなり、ばねのような動きがでてきます。
成長痛
【成長痛】
シーバー病(セーバー病、踵骨骨端症)
小学校の低学年から成長のスピードによっては高学年の年代に発症する『成長期のかかとの痛み』です。最初の成長痛はかかとが多いです。子供は柔らかい骨をしているので、走る衝撃やアキレス腱に引っ張られることで痛みが発症します。一般的には運動の中止が進められますが、基本的には運動を休むことなく筋膜の治療をすると、痛みは取れます。
シーバー病
オスグッド病
小学校高学年~中学生にかけて発症する
『成長期の膝の痛み』です。
特に走ったりジャンプの多い、
サッカーやバスケに多い障害です。
膝の前の骨が出っ張ってきます。
痛いのは骨の部分ですが、
筋膜の処置で大きく改善します。
運動を続けながら治るケースがほとんどです。
OSD
脛骨粗面が膝蓋腱に引っ張られて
前方に突出しています。
オスグッドと一緒に水が溜まる滑液包炎というものが併発することがあります。
エコーでは水が溜まっているかを観察することもできます。
SLJ(シンディング・ラーセン・ヨハンソン病)
オスグッドと間違われることが多いですが、
痛みの場所が少し違います。
膝の前側が痛いのは一緒ですが、
お皿の骨の下がジャンプしたり走ったり屈伸時に痛くなります。
これも筋膜治療で運動を休むことなく改善します。
SLJ
エコーでは骨折とは違いますが、膝蓋骨の下部が欠けているように映ります。
分裂膝蓋骨
成長の過程で、お皿の骨が2つに分裂することがあります。
その部分が成長期の運動によって痛くなります。
痛む部位は膝の前側で、お皿の上が痛くなります。
画像上2つに分裂していることは問題ありません。
筋膜の処置で運動を続けながらすぐに治ることがほとんどです。
分裂膝蓋骨
正常では白いラインで映る骨が
患側では途切れて映ります。
特に膝蓋骨上部の外側で
分裂していることが多いです。
有痛性外脛骨
運動の繰り返しによる
『成長期の足首の内側の痛み』です。
足の舟状骨に過剰に骨があり、
そこが成長期の運動によって痛みます。
オスグッドと同様に
足首の内側の骨が出っ張ってくることがあります。
骨が出ているだけで、
痛みが無ければ治療は必要ありません。
痛みが出ても筋膜治療で
運動を続けながらすぐに治せます。
足首を捻った後に痛くなることもあります。
外頸骨
正常では1つの骨が2つに映ります。
画像上の異常が見つかっても、
痛みが取れれば問題はありません。
治療で痛みは取れます。
【足首、足部の痛み】
足首
足首捻挫
一般的には固定と安静にしてから
治療やリハビリを行います。
ただそれでは時間がかかり中々治りません。
当院では必要のない固定や安静はせず、
治療によりすぐに動ける状態にします。
早期に運動や日常への復帰を可能とします。
『この試合に間に合わせたい』
『長期間休みたくない』などの
要望にお応えします。
足首捻挫ではエコーでの観察が特に有効です。
骨には異常がないので靭帯を伸ばしたのでしょうという推測ではなく、
実際にどの靭帯がどの位傷んでいるか、
細かい骨折はないかを観察できます。
前脛腓靭帯の損傷です。
外くるぶしの少し上にある靭帯です。
捻挫
二分靭帯の損傷です。
外くるぶしより
少し足の甲側にある靭帯です。
ここの損傷は
レントゲンに映りづらい骨折が
合併していることがあります。
中足骨疲労骨折
運動の繰り返しにより、
足の甲が痛くなる場合、注意が必要です。
中足骨という骨がよく疲労骨折を起こします。
エコーでは疲労骨折の一歩手前の状態でも
画像で確認することが可能です。
中足骨
骨の上に黒く映る出血がある場合
骨にダメージがあります。
このまま痛みを我慢して
運動を続けると
完全に折れてしまう可能性があります。
【膝の痛み】
膝
ジャンパー膝
走ったりジャンプなどの
運動を繰り返すことで痛くなります。
膝の前側の痛みでお皿の下が痛くなることが多いです。
筋膜治療で運動を続けながら治せます。
ジャンパー膝
膝蓋骨の下の
膝蓋腱が黒く映り腫れています。
ランナー膝
特に走る運動で痛くなることから
ランナー膝といわれます。
膝の外側が痛くなります。
太ももの外側からの腸脛靭帯が膝外側に付着していて
そこが擦れることで痛みます。
筋膜治療で早期改善します。
ランナー膝
変形性膝関節症
加齢などにより膝の骨が変形することがあります。
治療により変形を治すことは不可能ですが、
痛みをとることはできます。
なぜなら変形だけでは痛くないからです。
変形によって周りに起こっていることを改善していきます。
OA
白く映る骨がガタガタして映り
変形していることがわかります。
膝水腫(水が溜まる)
原因は無理な負担がかかって溜まることが多いですが、
特に原因がないこともあります。
水は注射で抜いてもまたすぐに溜まります。
なぜなら膝が水が必要と思って溜めているので
まずその状態を改善しないと意味がありません。
エコーでは水が溜まっているか、
水が増えたか減ったかを
その場で観察することができます。
水腫
エコーでは水分は黒く映るので
黒いものが溜まっている水です。
【股関節の痛み】
股関節
鼠径部痛症候群(グローインペイン)
成長期に走ったりボールを蹴ったりを繰り返すことで
股関節が痛くなります。
多くは筋膜が原因ですが
細かい骨折や肉離れがある場合もあります。
いずれにしろ筋膜の矯正で大きく改善します。
グローインペイン
股関節の
下前腸骨棘の裂離骨折
単純性股関節炎
股関節にも水が溜まることがあります。
単純性股関節炎は幼児~小学生低学年に多く、
特に原因がないことが多いですが
運動や風邪を引いたあとになることがあります。
処置により数日で改善します。
単純性股関節炎
黒く映る水が確認できます。
【大腿,下腿の痛み】
大腿,下腿
シンスプリント
スポーツによる走ったりジャンプの繰り返しにより、
すねの内側が痛くなります。
特に走る量が増えるオフシーズンに多いです。
痛いのは骨ですが
筋膜の処置で運動を休まず改善していきます。
悪化した場合、疲労骨折になることがあります。
シンスプリント
すねの内側の骨(脛骨)が
エコー上でぼやけて映り
骨の上に黒く映る出血があると
疲労骨折が疑われます。
大腿部打撲(モモカン)
サッカーやバスケなどのコンタクトスポーツで
相手の膝などが太ももに入り、痛めます。
ただの打撲だと表面の組織のみ痛みますが
内部の筋肉まで損傷することがあります。
基本的には打撲の治療で早期復帰を目指しますが、
内部の出血が多いと筋肉内に骨の組織ができる
骨化性筋炎となり重症化します。
ただの打撲と思わず、
エコーで損傷状態を確認することが大事です。
モモカン
太ももの筋肉の
深部の骨に近い方の筋肉が
大きく腫れて出血しています。
これはただの打撲ではなく
内部の筋肉が切れています。
大腿部肉離れ(前面)
ダッシュやボールを蹴った時などに痛めます。
だいたいは痛めた瞬間がわかりますが、
ただの筋肉痛だと思って無理して運動を続けた結果
悪化させるケースもあります。
エコーで筋肉が切れているかどうかを確認します。
肉離れの治療は基本安静とされていますが
筋膜の治療により通常の半分くらいの期間での
運動復帰を可能とします。
前モモ
大腿直筋の肉離れ。
正常な筋肉は霜降り肉のような
きれいな線維で映るが
肉離れがあると線維が乱れます。
大腿部肉離れ(後面)
陸上の短距離やサッカー、
野球などのスポーツに多いです。
ダッシュや太ももの裏を伸ばす動きなどで痛めます。
ただ張っていて痛いのか、
肉離れがあるかをエコーで確認します。
肉離れがあってもまずは筋膜のずれを元に戻すことで
早期改善が可能です。
ハム
ハムストリングスの肉離れ。
正常ではきれいな筋肉線維が
白くぼやけて乱れて映ります。
下腿部肉離れ
ダッシュや踏ん張った時にふくらはぎを痛めます。
ふくらはぎにボールが当たるような衝撃が走り、
直後から歩行が不自由になります。
子供よりも大人によくみられます。
当院の肉離れに対する筋膜治療により、
通常より圧倒的に早く歩行を可能にします。
腓腹筋
腓腹筋内側頭の肉離れ。
正常ではきれいな筋線維が乱れて映り
黒く映る出血がみられます。
【頚肩の痛み】
肩こり
原因は日常生活,デスクワーク,姿勢など様々で、
肩こりのほとんどの人に首~肩、背中の
動きに異常がみられます。
首の動きが悪い→筋肉が動かなくて凝り固まる
→血流も悪くなる。
このような悪循環がずっと起こっています。
当院ではまず筋膜の引っかかりを矯正して、
その場で首が正常に回るようにします。
これは簡単です。
大きく動けるようにすると悪循環から解放され
肩こりの辛さは改善されます。
毎日治療することは必要ありません。
肩こり
寝違い
寝違いは朝起きるとなっていることが多いです。
首が正常に回らず、痛みます。
治療はずれた筋膜を元に戻すだけです。
その場で首の動きを改善し
ほとんどの場合、1回の治療で終了します。
寝違い
頚椎椎間板ヘルニア
ヘルニアとは頚椎の間隔が狭まって
椎間板がはみ出して
神経を圧迫している状態のことです。
重度のものは上を向くことが全く出来ず、
肩~手にかけて痺れや強い痛みが出ます。
ヘルニアと診断された中にも軽度~重度があり
ほとんどは肩こりの筋膜の治療で
改善するケースが多いです。
頚ヘルニア
腰
【腰の痛み】
腰痛
原因はスポーツや日常生活、
仕事によるものなど様々で
大人から子供まで悩まされる人が多い慢性痛です。
ほとんどの腰痛に動きの制限がみられるので、
筋膜の治療により、その場で改善します。
前に曲げて痛い,後ろに反って痛い,座ってると痛い,
原因なく重だるい,朝が辛いなどの症状に
「毎日通う」のではなく、
短期間、少ない回数での治療で改善します。
腰痛
ギックリ腰
原因は重い物を持った時,下の物を拾おうとした時や
特に原因がなく蓄積によって
急激に悪化するケースもあります。
動きが大きく制限され
日常動作や仕事などに支障が出ます。
ギックリ腰は短期決戦が一番です。
なるべく一度の治療で動きを早期に改善していきます。
ギックリ腰
分離症
分離症
小中高生の成長期に起こる腰の疲労骨折です。
子供の腰痛は甘く見てはいけません。
特に腰の曲げ伸ばしが全然できない場合、
注意が必要です。
筋肉、筋膜からきてる痛みの場合は
早期に改善できますが
疲労骨折が起こってる場合は休息が必要です。
長期休養が必要になる前に早めの対処が重要です。
腰椎椎間板ヘルニア,坐骨神経痛
椎間板や筋肉に神経が圧迫されて起こります。
お尻から太もも,足にかけてのしびれや痛みが出て
重度だと足を引きずり歩行が不自由となります。
ヘルニアや坐骨神経痛と診断されていても、
軽度~重度のものがあるため、
筋膜の治療で大きく改善できるものもあります。
ご相談ください。
ヘルニア
〒062-0921 札幌市豊平区中の島1条6丁目5-10
(北海道科学大学高校の前、ローソン中の島隣り)
☎011-303-2433
診療時間 月曜日~土曜日 10時~20時受付
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